女体採集～女の股に潜む蝶～

夏休み。 昆虫マニアの甲介は山村にある叔母の家に宿泊し、昆虫採集三昧の日々を送る計画を立てていた。 叔母の家には年上の従姉そよぎと、まだあどけない従妹のつむぎがいる。 そして叔母自身、夫を亡くして間もない未亡人であった。 真夏の日差しも届かぬ森の奥で、昆虫にしか興味の無かった若者が突然人間の雌に欲望の眼差しを向け、白い肌から滴る蜜を欲しがって女体採集を開始する。 若い男のいない村で、叔母が、従姉妹が、蜘蛛の巣にかかった蝶のように緊縛され、太い注射を打ち込まれて悲鳴をあげる。 そして村に住む女医、女剣士、旅のカメラマンまでも標本にされていく。 次々と女体採集をする甲介は何を狙うのか？ 激しく繰り返される交尾、注ぎ込まれる樹液。 男日照りの雌たちの叫びは、真夏の虫の声にかき消されてしまう――。