裏生徒会よ、肛門を制圧せよ！

吾成尚人は、ボールベアリング工場を営む母親・吾成蓮姫と二人で暮らしていた。 しかし工場の経営は日に日に傾き、蓮姫は借金を返すことすら出来なくなる。 そんな蓮姫に金を貸していた財政界の豪傑・斎条源一郎は、借金減額の条件として、とある余興を提案する。 「ボールベアリングを肛門に咥え込んだ分だけ借金を減らしてやる」 追い詰められ、余興を断ることの出来なかった蓮姫のアナルに、ひとつ、ふたつ、とボールベアリングがねじ込まれる。 やがて蓮姫のアナルは破壊し尽くされ、無様な音を立ててボールベアリングを噴出してしまう。 そのあまりの恥辱と絶望感に、蓮姫は自ら命を絶ってしまうのだった。 そんな母の無残な姿を目の当たりにしていた尚人。 彼の中では何かが弾け、狂い始めていく。 そこから始まる苦悩の日々。 ついに尚人は、母と共に住んだ街を離れていった。 ――それから十数年後。 吾成尚人 は 香月尚人 と名前を変え、街へと舞い戻ってきた。 かつて母と暮らし、母の最後を看取った廃工場に身を隠しつつ、仇敵・源一郎が理事長を務める学園に編入する。 そして己の正体を隠しながら、それぞれの思惑を持つ冴えないオタク二人組の『裏生徒会』と結託し、源一郎の娘・真理亜を復讐の対象に定める。 さらには、己の素性を知る幼なじみ・莉奈にもアナル調教で口止めを施していく。 ……すべては、源一郎から全てを奪い去るために。 尚人は、際限なくエスカレートするアナル調教によって、自らの胸に誓った大いなる復讐を着々と進めていくのだった――