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俺は身体に妙な感覚を覚えて目を覚ました。 ああっ、菜緒だ。 俺の上に菜緒がいる。 どうしてなのか分からないけど、寝ている俺の身体の上に、菜緒が乗っている。 それだけじゃない。俺の股間が何かに包まれてるというか、 気持ちのいいものに全体が覆われてる感じがしてる。 これはどういうことだ? 「あああぁ、何してるんだ…… ああっ」 「何って…… わかるでしょ兄貴。 はああぁ……。 セックスって……こんな気持ちいいんだ…… ねぇ兄貴……もう出そう? 男はセックスすると、精子が出るんでしょ? 私凄い気持ちいい…… ああああぁ……。 私イッちゃうかも…… もうすぐイキそう…… うふううううううぅ……」 「ああああっ! お姉ちゃんお兄ちゃんと! どうして? 協力してくれるって言ったのに!」 「え、ああ……。 これはほら、ちょっと試しに……ね」 「何が試しになの!」 「だってほら、真琴には兄貴のが大きすぎたりするんじゃないかなとか思って、具合を確かめてたの。私は経験者だから。 てなわけで。やっぱ真琴にはどうかなって思うけど。痛くてもいいなら」 「うん」 「じゃあそういうことだから兄貴。 真琴が兄貴としたいんだって。 ほら、真琴も言いなよ」 「あ、うん……。 真琴、お兄ちゃんが好き。 だからセックスして」 はぁ? 何言ってるんだ二人して。




