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「───何が勝ち戦だ・・・」 傭兵団「鷲の爪」団長「ジョゼフ=マナドゥ」は、半数以下まで減った自分の傭兵団の有様に悪態をついた。 「ガレス帝国」傘下である「クウァール」、 「モルトバ」両王国の反乱戦争───。 「クウァール」側に雇われこの戦に参加していた「鷲の爪」団は、 帝国の知略と戦術、武力の前になす術も無く敗れ、一目散に逃走を図る羽目になっていた。 戦前は『帝都を陥とせば褒賞は思いのまま。略奪も目こぼししてやる』 という約束に団内外を問わず兵達は皆盛り上がっていたというのに───どうしてこうなった。 帝国の罠に嵌まった「クウァール」「モルトバ」両軍は挟撃を受けてすでに瓦解しており、 それぞれの本国が反撃で陥落するのも時間の問題だろう。 「魔が差した」で許してくれるような甘い相手ではないのだ、あの女帝は。 むしろ生き残れただけでも幸運と考えるべきだが、問題は今後の動きだ。 所詮寄せ集めの傭兵団とはいえ、仲間を失って意気消沈している者も多いしかなり不満も募りつつある。 爆発して己に矛先が向く前に団員を憂さ晴らしさせ、新たな雇い主を見つけるまで食い繋いで安心させる必要がある。 そのためには───。 「───団長、この先に小さな街があるみたいですぜ」 「…ほう、そいつは好都合だ───」 部下の中でも特に信頼を置く「ガストン=ドラクロワ」の報告に活路を見出したジョゼフは、 獲物を狙う猛禽類のごとき目つきで笑みを浮かべた───。
