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「ちょっと今日は寄り道して遅めに帰ってきてよ」 そう言われた俺は大学の授業を終え、適当に時間を潰してから家に帰ってきた。 リビングに入ると豪華なごちそうとさくら、そしてさつきちゃんが迎えてくれた。 一体何事だと首をかしげつつ席へと着く。 そしてさくらの口から出た言葉は「さつきちゃんが今日から暫く一緒に暮らすよ」であった。 なんやかんや話をしたが荷物もすでに運び込んだ後のようで結局俺が折れるということで話はまとまった。 「まあ、思春期にある謎のお泊まり大好きな時期なんだろう、すぐに飽きるだろう」 俺はそう思っていたのだった……。 しかしさつきちゃんはベテラン兵士へと成り代わっていた さくら一人にすら手を焼いていた俺は圧倒的な力を手に入れた援軍によって完膚なきまでに叩きのめされるのであった。 しばらく戦は続き圧倒的な我が軍の不利が目立ってきた頃、一人の来訪者が現れる。 「あの、お姉ちゃんの様子を見に来ました」 なんとさつきちゃんの妹である。 しばらく会えなかったので寂しくなり様子を見に来たのである。 なんやかんや話してるとそろそろ家に戻ってきて欲しそうな言い様である。 我が軍にも光明が差してきたか! こうして俺の反撃が今始まる……! といいな。





